ヒーローってなんなんすかっ!?


こんにちは、スガタツです。

昨日の記事

夜明け前が一番暗い

クソデブニートの夜明け前。くるのか?来るだろうっ。
でも書かせていただきましたが、本日は

WATCHMEN

を紹介しようと思います。
・・・気づいた方もいるかもしれませんが、
左から二番目 THE COMEDIAN という人物がいますが、
このブログのアイコン等に使わせていただいてます。

そうです、それぐらいに僕はこの映画が好きです。

そもそもウォッチメンて何?

時間に干渉できるハイテクな時計を開発した
ビョーン・シンとチョウ・シンの中華系アメリカ人兄弟が
時間を止め世界を自分の思い通りにするためにそのハイテク時計を
奪いコピーしたアッラー・ムーというマッドサイエンティストを倒し
時間に干渉せず、未来は自分たちで切り開くと決意する物語です。




嘘です。

上の説明は嘘です。ごめんなさい。
意味のない嘘をつくタイプです。変化系なもんで。

ちゃんと説明します。
1930年代、犯罪者を相手に身を隠して戦うヒーロー(自警団)たちがいました。彼らは『ミニッツメン』という組織となり世の平和を守っていました。しかし、戦争への徴兵、犯罪者からの報復やヒーローという自分への陶酔による自殺、あるいは精神に異常をきたし自身が逮捕、、、などによっていつしか消えていきました。時は流れ、生き残っていた 『ミニッツメン』、新世代のヒーロー(願望を持つものたち)たちが『ウォッチメン』を組織し、非合法ながら悪人達に制裁を加えていましたが、当時の大統領ニクソンにより解体させられてます。映画は解体された後のアメリカ・ソ連間の冷戦期が舞台となります。冷戦期ではヒーローたちはほとんど活躍せず、穏やかな生活を送っていましたがある日、メンバーの一人、「コメディアン」が何者かに殺害される。これを何者かがヒーローすべての抹殺を目論んでいると考えたメンバーの一人、ロールシャッハは独自に捜査を開始します。彼はナイトオウルⅡ世やオジマンディウス、Dr.マンハッタンに警告するが相手にされません。また、人以上の力を持つDr.マンハッタンも誰かにはめられ、地球から逃走、ロールシャッハも行き過ぎた捜査の末、警察に捕まってしまう。誰が何のためにコメディアンを殺したのか?見事なVFXと独特なヒーロー像を描いた作品です。

上記です。本当です。

WATCHというと時計を思い浮かべていますが
"注意して見守る"という意味のWATCHです。

これなんですが、なんで見たか覚えてません。笑
ただ見終わった時すごく面白く思えていました。


え、こんなヒーロー知らない。

と思う方もいるかもしれません。
そうです、この映画は不遇なんです。

その頃、ヒーロー映画が巷でも結構流行ってました。
スパイダーマン3部作、アイアンマン、X-MENと日本でも
アメコミというものがじわりと浸透し、知名度を得ていました。

そのタイミングで公開されたのが
昨日書かせていただきました、ダークナイトが公開されます。

ダークナイトの公開が2008年8月、
ウォッチメンが2009年3月となっています。

ダークナイトの勢いはすごく、
なんとウォッチメンはかき消されてしまいました。笑
好きな映画が好きな映画により、やられるとは。

そして何と言っても特徴的なのが

アクションシーンが少ない。

アクションシーンがあまりありません。
ヒーロー映画といえば、戦闘シーンもやはり魅力の一つです。

しかし、、、
少ないっ!この映画は!!
会話シーンの方が多い!!
一方的な暴力のシーンが多い!!!

そしてこの映画の最も人気が出ないであろうところは、、、

上映時間。

・・・2時間43分。

長いです。
大体2時間が映画の長さかと思いますが、
それを1時間近く上回る長さ。

加えて上記のようにアクションも少ないので

ほとんど会話なので、

「ヒーローアクションでスカッとしよ。」

と映画館に行った人、DVDを借りた人は
多分、ソファーの上でゆったりと睡眠をとるには十分かと思います。

けど、面白いです。

え、つまらなそうと思った方多いと思います。
けど、面白いんです。本当に。

ヒーロー"アクション"映画と捉えずに
ヒーロー"群像劇"と捉えてみるととても引き込まれると思います。

ヒーローが持つ、各々の正義感・良心を貫くために苦悩し
"巨悪を打つ"という行為ではなく自分の存在意義を模索する映画です。

その行為の中で
  • ドロップアウトしてしまうもの
  • 死を選ぶもの
  • 愛を選ぶもの
  • 限りなく自己満足の中でヒーローを続けるもの
  • この平和は自分が望んだ平和とは認められないもの
と、三者三様の歩き方を見つけていきます。

アベンジャーズばりにヒーローが登場します。
けどもっと深くヒーローという個人の存在を掘り下げてます。

彼らもヒーローでありながら人であると同時に
人であれば誰しもヒーローの素養を持てると。

もし、3時間ほど暇があれば見ていただきたい映画です。





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